
2026年8月20日(木)、早岐地区で第2回「集まれ!地域魅力探検隊」を開催し、小学5・6年生が11名、その保護者様が4名、合わせて15名が参加しました。
今回訪問させていただいた事業者様は「株式会社大和製菓」「株式会社タシロ」「株式会社森白汀」の3社です。
自分たちが住んでいる地域のお店や会社を訪問し、店主へのインタビューや会社見学を通して、地域を「住むだけの町」ではなく、もっと好きになれる体験イベント。
前回の第1回は、ハイキーパーソンの会員と事務局が主催しましたが、今回は第1回に参加した子どもたち4名が、企画・運営に挑戦しました。
第1回のレポートはこちら
今回は、子どもたちが「企画する側」に
「調べる」「計算する」「作る」といった作業はAIに任せ、子どもたちは、何に興味を持ちどんなテーマで実施するかという“入口”と、誰にどう届けるかという“出口”を考えることに力を注ぎました。
チラシも子どもたちがAIを使いながら、自分たちで考えて作成したものです。

そして今回何より大きかったのは、訪問先3社への打診・アポイントメントの取得までも、子どもたち自身が行ったということ。企画を立てるだけでなく、実際に「お願いします」と連絡を取り、訪問の約束を取りつけるところまでを、大人に少し手助けしてもらいながらも自分たちの手でやり遂げました。
第1回で感じた「地域の面白さ」を、今度は自分たちの力で他のみんなに届ける番です。
見学先①「70年変わらぬ味の裏側 ~株式会社大和製菓~」

最初に訪れたのは、キャラクター「やまとくん」でおなじみの大和製菓です。
70年以上変わらない「やまとの味カレー」を守り続けている理由や、製造の裏側について話を伺いました。工場に入る前には手洗いをしっかり行うなど、安全・衛生への取り組みも間近で見ることができました。


工場に一歩入ると、カレーの香りが一面に広がります。
「カレーのにおいがすごかった」「1日に1万8000個も作っていることに驚いた」といった声のほか、「スパイスの配合を知っているのはたった1人だけ」という話には、子どもも保護者も驚きを隠せない様子でした。
見学先②「パンとガラス、ふたつの顔を持つ会社 ~株式会社タシロ~」

次に伺ったのは、ビルや住宅のサッシ・ガラスを扱う総合商社でありながら、「BAKERY TASHIRO」というパン屋も運営するタシロです。
昼食は、このBAKERY TASHIROのパンをいただきました。



「創業111年という長い歴史に驚いた」「ガラスはのこぎりで切るイメージだったが、傷をつけてから割ると知った」など、ガラス加工の意外な仕組みが子どもたちの心をつかんだようです。
焼きたてのパンの香りと、ガラスがパリッと割れる音。
「サッシ屋さんがパン屋さんもやっているのがすごい」という感想も多く聞かれました。
一方で「ガラスの需要の変化に合わせていくのは大変だと思った」と、事業の背景まで感じ取った参加者もいました。
見学先③「写真に込められた想い ~株式会社森白汀~」

最後に訪れたのは、1938年創業、2023年に早岐へ移転してきたフォトスタジオ森白汀です。
1階にはカフェ「Pono」とヒューマンスクールも併設されており、写真の力とまちの居場所づくりについて学びました。



「写真はデータで保存するだけじゃなくて、実際にプリントして、家のどこかに飾ってほしい。いつでも目につく場所にあれば、その時の感情や風景を思い出すことができる」という話に、深くうなずく参加者の姿が印象的でした。
「携帯で簡単に写真が撮れる時代だからこそ、プロに撮ってもらうゆったりとした時間の価値を感じた」という声や、「ドローンを使うには申請が必要だと初めて知った」という新しい発見もありました。
撮影スタジオでは、光の当たり方によって雰囲気が変わる様子に子どもたちも興味津々。写真にかける想いの熱さが伝わる訪問となりました。
振り返り

3社をめぐったあとは、ワークシートを使って振り返りの時間を持ちました。
「近所の企業だったが、初めて訪れて地元企業の思いを知れる良い機会になった」「他校の子どもたちともふれあうことができて素敵な一日になった」という声のほか、遠方から参加した保護者からは「歴史あるまちの企業の方のお話を聞けて楽しかった」との感想も寄せられました。
次回への期待として「花火大会」「ゲーム大会」「eスポーツ」といったアイデアも飛び出し、早岐の未来を考えるきっかけにもなったようです。
今回の探検(事業者見学)を通じて、子どもたちは早岐を、魅力的な町、そして魅力的な人がいる町として認識してくれたのではないでしょうか。
快く見学を受け入れてくださった大和製菓様、タシロ様、森白汀様、そして企画・運営に挑戦してくれた子どもたち4名、本当にありがとうございました。
ハイキーパーソンはこれからも、地域と子どもたちをつなぐ場をつくってまいります。
◎当日の様子(写真)











